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相良から東を望む 御前崎方面 ワカメの砂干し作業 静岡県の駿河湾西側の出口付近に位置する、『相良町』。人口わずか2万7千人、面積58平方キロの小さな町です。 海岸線には約7キロメートルにわたり、海と接しており、純白の砂と防砂林の松が、文字通り『白砂青松』を形成し ています。この海岸は遠州灘と接し、その海流の影響を受け、その海水は環境庁の調査において全国でも屈指の存在 であることが知られています。 また、相良町の北部は緑茶の栽培地として有名な『牧ノ原台地』南部として、静岡県内屈指の緑茶生産を誇る地区と して、なだらかな丘陵地帯に茶園が広がっております。 相良町から東を望むと 霊峰富士山 が、四季その姿を様々に変えて駿河湾の上に浮かび、西を望むと駿河湾の西側 出口である御前崎が、牧ノ原台地を従えるかのように、海の上につきでています。また、遠く北を望むと、赤石山脈 が、南アルプスの象徴として冬は白く、また夏は茶褐色の姿を絶えず私たちに見せてくれています。 また、相良海岸はアカウミガメの産卵地としても有名で、年間30頭から40頭の体長約2メートル体重100キロ 以上のアカウミガメが、5月から8月にかけて産卵の為上陸してきます。産卵後約60日で卵は孵化して、体長5セン チ程度の小ガメが一斉に海を目指します。一頭あたり100個から150個の産卵をしますが、回帰率は僅か1%以下。 小ガメは、駿河湾から太平洋に出て、丁度その当時黒潮に乗って南下するクラゲの大群の中で、クラゲを餌としなが ら、アメリカフロリダ沖まで向かい、そこで生長するのだと言われています。
私たちの会社は、今から約300年前にこの地に根をおろし、農業を営む者として、スタート致しました。 その後、農業に必要な肥料・・(北海道からニシンなどの肥料用の魚の買い付けをしていた。)の仕入れ販売 や、米穀の販売を行うようになり、明治26年に現在の会社法が民間にも適用されると、すぐに株式会社として スタート致しました。丁度一昨年株式会社設立100周年を迎えたところです。 茶に関しても、弊社3代目の社長の造詣は深く、研究熱心であり、茶の製造販売を始めるとともに、その当時の 新しい製法『深蒸し製法』にこだわり、現在ではポピュラーとなっている深蒸し製法による緑茶『さがらやぶきた』 を昭和初期より製造販売していた事も興味深い事実であります。
現在では、茶業の農業生産性の低下による農業後継者不足による将来の供給不安や、農薬散布や大気環境汚染に よる安全性確保の問題を抱える中、ニュージーランドでの緑茶生産にも取り組んでおります。
緑茶は日本古来というよりは、中国から伝来したもので、もとは薬草として取り扱われ、室町時代を経て、 当時の武士道や禅の精神と影響しあい、茶道として日本独特の文化が形成されました。 しかし、その緑茶の嗜好品としての判定も未だ科学的には為されず、ましてや保健飲料としての効果も研究され ていながら、断片的なものが多く、自然漢方薬の中では最も安価で、美味しい、『緑茶』というものが見過ごさ れ、稀少でかつ美味しくなく、高価な漢方薬の類を「良薬口に苦し」といって飲んでいるのは不思議な気がして なりません。
お茶だけではありません、私たちの相良では、駿河湾と遠州灘の海水が常に混ざり合って、栄養豊かでかつ非常 に綺麗なそして海流の激しさが、豊かな海産物をもたらしてくれるのです。 1年間かけて育ったワカメが2月から3月にかけて、採取されるのです。採取されたワカメは、相良独特の製法 による『砂ワカメ』となって全国に供給されます。 また、この駿河湾と遠州灘との荒波の中に育つ『シラス』があげられます。みなさんは普通チリメンジャコなどと 言って乾燥したものを食べておりますが、ここのものを食べたらやめられません。
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